夏休みは世界遺産候補のある天草へのキャンプ旅行でサバイバル力がレベルアップしました

8月も後半になりました。
実家へ帰省されたり、旅行へ出かけたり、楽しい日々をお過ごしでしょうか?

我が家の夏休みは、熊本県の天草地方へキャンプ旅行へ行ってきました。
こんにちは、ローフードアーティストのEricaです。

天草は熊本県の南西部に位置し、東シナ海、有明海、八代海の3つの海に囲まれた大小120余りの島々です。

わたしの今までの天草のイメージは、
野生のイルカに出逢える美しい海に囲まれた島で、新鮮な海の幸が食べられる!でした。

実は天草に行くまで天草四郎をなんとなくしか知リませんでした。(汗)
1637年、長年の重い年貢とキリスト教弾圧の不満が爆発して、天草四郎をリーダーとした「島原・天草一揆」が勃発した歴史のある島です。キリスト教が禁じられていた時代に、密かに信仰を続けていた潜伏キリシタンが多く住んでいた天草の崎津集落は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産の候補になっています。

そんな今回の天草旅行で初めての経験と学びを得ることができました。

初めての雨のキャンプでサバイバル力がレベルアップ

わたしの住む大分県から熊本県の天草まで、約240km。九州の東から西まで行くのに結構な距離を走ります。せっかくなので島をぐるっと周遊しようと4泊5日の予定で、最初の2泊はキャンプ、残りの2泊は民宿へ泊まることにしました。

キャンプで一番気になるのは天気です。天気予報によるとキャンプ2日目の夕方から雨でした。私たちは去年キャンプデビューしたてのビギナーキャンパーです。雨でのキャンプは未経験でしたが、タープを張れば雨がしのげるし、多少の雨は芝生なので吸収されるだろうと気楽に考えていました。

しかし、その考えは甘かったのです。
雨は夜の9時くらいから降り始めました。夕食を終えた後なので、タープ、テーブル、椅子、バーベキュー台など片付けられる物は全て車の中へ収納しました。

夜11時頃から雨と風が激しくなり、予報されていなかった雷まで鳴りだしたのです。私たちは山間の中のキャンプ場にテントを張っていたので、雷の爆音がとても近くに感じて恐ろしくなりました。

主人はテントが飛ばされないよう激しい雨の中、何度もペグを打ち直しに行きました。わたしはテントの中で祈り続けていました。娘は海で泳いで疲れていたのが幸いで、雷雨の中でも眠り続けていました。

激しい雷雨が続く中、夜中の1時過ぎにスマートフォンがなりました。土砂災害警報でした。いよいよ不安が頂点に達しました。このままテントの中にいるのか、それとも車の中の方が安全なのか、他の場所へ避難するのか、サバイバル力が試されました。私たちは車の中へ避難することにしました。

まだまだ激しい雷雨は収まりません。私たちの他にも3組の家族がキャンプしていました。そのうち隣の家族が激しい雨の中、テントを片付け始めました。そして、夜中の3時頃に車でどこかへ避難されました。

私たちは雨と雷が落ち着くまで車で待機することに決めました。テントは最悪は風で飛ばされても仕方ありません。少し雨風が落ち着いた頃に、管理人も心配して見に来てくれました。こうして明け方にやっと雨が落ち着いてきました。

このような緊急事態状況で、どう判断し、優先順位は何か、動くのか待機するのか、生きる力が試されました。今回の雷雨の激しい貴重なキャンプを経験したおかげでわたしも主人もサバイバルレベルがアップし家族の団結力も強くなりました。

私たちのような経験はまれですが、キャンプは道具が少ない中でどう工夫して快適に過ごすのか、頭で考えて行動します。最近の様々な便利グッズを使わなくても、あるもので工夫することが大切です。例えば飯ごうがなくても、鍋一つあればご飯は炊けるのです。

子供達は生きる力が育まれ、大人はサバイバル力が試されます。子供は大人の行動を見ています。大人の行動を見て学んでいくのです。そんな意味でも、夏休みのキャンプはぜひ体験してもらいたいです。

3日目の民宿での夜も軽い雷雨がありましたが、建物の中にいる安心さと布団のありがたさが身にしみました。

地元の人とのコミュニケーションの大切さを学ぶ

天草にはたくさんの海水浴場があります。天草諸島は内海に囲まれたところが多いので、波も穏やかです。

やっと天候もよくなった4日目に、民宿のオーナーがオススメの海水浴場へ行くことになりました。そして、ある海水浴場に到着しました。他に誰も泳いでいる人はいませんでした。

プライベートビーチだ!

私たちは興奮して、浮き輪を膨らませて準備を始めました。そこに、釣りをしていた地元のおじさんがやってきました。「こんにちは!」私たちが挨拶すると、おじさんがある最新情報を教えてくれたのです。

この海水浴場は潮の流れが早くて、大人でも流されてしまいやすいこと。そして数日前に流されてしまった方がいること。本当は遊泳禁止にしなくてはならない場所であること。
「だから、誰も泳いでないやろう。」とおじさんが言いました。

プライベートビーチだった理由はそれか。。。こんなに穏やかな海なのに。
しかし、宿のオーナーは何も言ってなかった。。。

地元のおじさんやおばさんと会話することによってその場所の最新情報を得ることができます。食事や観光スポットなどは宿の方に聞いても良いかもしれません。しかし最新情報はやはり地元の方々です。地元のスーパーや道の駅で働いている人、釣り人、漁師など、地元で働く人とのコミュニケーションをとることの大切さを学びました。地元の人々との出会いも旅の醍醐味ではないでしょうか。