別府八湯めぐり 浜脇温泉の一度は行っておきたいおすすめの日帰り温泉

年末年始は温泉三昧でした。
なぜかというと、7ヶ所の別府市営温泉(竹瓦温泉不老泉田の湯温泉海門寺温泉永石温泉浜田温泉浜脇温泉)が年末年始は入浴料が無料で開放されていたからなんです。

こんにちは、温泉愛が日々強まっているローフードアーティストのEricaです。

今回は早朝6時30分から何と深夜1時まで営業している浜脇温泉へ行ってきました。

浜脇温泉は別府八湯の中で最も古い温泉のひとつ

浜脇温泉は別府市の東側に位置し、大分市に一番近い別府八湯です。名前の由来は、浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれたと伝えられています。現在では、浜脇公園、浜脇クリニック、浜脇薬局など別府湾の近くに地名のついた場所がたくさんあります。

昔の浜脇温泉には東温泉(東の湯・弦月泉)と西温泉(西の湯・清華泉)の2つがあり、古くから湯治として利用されていました。昭和初期に2つの温泉が合併し、鉄筋コンクリートの「浜脇温泉」と「浜脇高等温泉」という2つの料金・サービスの異なる施設が建てられました。当時には珍しい洋風建築のハイカラな建物だったようです。

現在の浜脇温泉は再開発事業により、高層マンション・スーパーなどが並んだショッピングモールの一画にあります。1階には普通浴のみの浜脇温泉、2階にはヨーロッパのクアハウスをモデルにした「湯都ピア浜脇」があります。料金・サービスの異なる施設が近くにあるのは、昔からなのですね。

浜脇温泉

  • 市営温泉
  • 泉質:単純温泉(ツルツル美白効果のメタケイ酸159mg)
  • 住所:別府市浜脇1丁目8番20号
  • 電話:0977-25-8118
  • アクセス:JR別府駅から浜脇方面へ車で約10分
  • 料金:100円
  • 営業時間:6:30〜25:00
  • 休館日:年末大掃除日(不定)

別府の市営温泉に入るときに知っておくべき入浴マナー

浜脇温泉は脱衣所と風呂場にドアがない一体型です。歴史ある市営温泉は一体型が多いのですが、浜脇温泉は脱衣所が広々としています。狭い脱衣所でこそこそと着替える必要はありません。堂々と脱げます。

泉質は単純温泉でPH7.5の癖がないのですが、温度はかなり熱いです。あまりの熱さに娘は浸かることができず湯船の縁でモジモジしていると、地元のおばちゃんに声をかけられました。

「縁に座っちゃいけないから、これに座りよ。」と言って、風呂用の椅子を持ってきてくれました。

共同湯に入浴する際は、浴槽内で洗濯しない、歯を磨かない、湯船に髪の毛をつけない、タオルをつけない、などのルールがあります。一般的なルールに加えて、別府市営温泉、町営温泉特有のルールがあります。

1.湯船の縁に座らない。
 体が温まってくると、ちょっと休憩するのに足だけ浸けて縁に座りたくなりますが、別府市営温泉では禁止です。これは諸説ありますが、縁を枕のようにして頭をのせるから、お尻をつけると汚いというのが理由ではないかと思われます。

2.温泉に水を入れない。
 別府市民、特におじちゃん・おばちゃん達ははあつ湯好きが多いです。また加水すると温泉成分が薄まります。熱いからといって勝手に水を入れてはいけません。どうしても熱くて入れない場合は、この人は地元民だなという方に一言声をかけましょう。子供がいる場合は、地元のおばちゃんから「水入れていいよ。」と許可をいただけることが多いです。

3.挨拶をする。
 地元の方々にとって日常の一部である温泉。初めての方と初めての裸の付き合いで照れますが、挨拶はとても大切です。脱衣所へ入った時、風呂場へ入った時には「こんにちは」、風呂場を出る時、脱衣所を出る時は「さようなら」、夜には「おやすみなさい」と挨拶すると、必ず挨拶を返してくれます。こちらから積極的に挨拶していきましょう。

4.体をよく拭いてからあがる。
 風呂場からあがる時は、ある程度体を拭いてからあがりましょう。そうしないと脱衣所がビチョビチョになってしまい、地元の方に注意されるかもしれません。

この4つのマナーを守っておけば、別府で気持ちよく温泉に浸かることができます。別府の方は観光客に慣れており、親切に対応してくれます。わからないことがあれば、地元の方に聞くのが手取り早いです。

浜脇温泉近くにあるマザーテレサの家

日本にはマザーテレサの神の愛の宣教者会の支部が東京、愛知県と大分県の別府にあります。以前から訪問してみたいと思っていました。

ここは以前は「別府小百合愛児園乳児院」と呼ばれ孤児収容施設として利用されていました。その後、児童数・シスター数の減少に伴い、昭和64年乳児院を廃止し、別府の施設は閉じられました。

別府湾を見下ろす山際に建てられた聖堂は昭和23年に建築されたものです。正面玄関には聖母マリア像が見守っていました。庭には小さな菜園があり、クリスマスの飾りもまだ残っていました。

神の愛の宣教者会は「もっとも貧しい人々のために働くこと」を使命としているだけに、施設はとても質素ではありましたが、おごぞかなそして優しさも感じられる雰囲気がありました。

マザーテレサは昭和50年代後半に3回訪日されています。マザーテレサは日本を見て、物質的な貧しさよりも、心の貧しさの方が深刻であると述べました。私たち日本人は経済的な豊かさを優先したために、精神的な豊かさがおろそかにされていないでしょうか。

「日本のみなさん、豊かさの中で貧しさを忘れないでください。」

マザーテレサが訪日してから30年以上経った今の日本を見たらどう思われるのでしょうか・・・。