ケールといえば青汁 栄養価の非常に高い野菜も、摂りすぎると甲状腺機能低下症になる?!

野菜不足に、豊富な栄養が手軽に摂れる健康食品の代表といえば青汁。
現在は独特の苦味を抑えた飲みやすい物も販売されています。

「まずい!もう一杯!!」

のコメントで有名な青汁のコマーシャルがありました。

こんにちは、薪ストーブのぬくもりに憧れるローフードアーティストのEricaです。

青汁の主原料は、ケールというアブラナ科の野菜です。
キャベツやブロッコリー、大根などアブラナ科の野菜はケールを食べやすく品種改良したものです。ケールは野生植物に近いので、独特な苦味や青臭さなど野性味のある味わいが特徴です。

「野菜の王様」と呼ばれるケールの栄養素

ヨーロッパが原産のケールは非常に生命力の強い野菜で、温暖な気候であれば一年中栽培できます。私は以前にケールの栽培にチャレンジしてみました。しかし寒冷地であったため失敗に終わりました・・・。

「野菜の王様」たる所以のケールに豊富に含まれる栄養素をみていきましょう。

【β−カロテン】 
別名ビタミンAと呼ばれ、目の粘膜に必要なロトプシンを生成する働きがあります。目の健康を保つだけでなく、皮膚を正常に保つ作用があるので肌荒れなどに効果的です。

【ビタミンC】
体内でコラーゲンを生成するのに必要なビタミンCは、肌の弾力やツヤなど美肌には必要な成分です。また免疫力を高める作用があるので、毎日積極的に摂りたいビタミンです。

【ビタミンE】
抗酸化作用のあるビタミンEは細胞の老化を食い止める働きがあり、アンチエイジング効果があります。紫外線やストレスなどによる体の酸化を予防します。ビタミンA,C,Eを合わせて「ビタミンACE(エース)」と呼ばれており、全てが豊富に含まれるケールはの美肌最強の野菜といえるでしょう。

【ルティン】
ルティンはβ−カロテンと同じ目の健康を保つ働きがあります。特に強い紫外線から守る作用があるので「天然のサングラス」とも呼ばれています。

【カルシウム】
女性に不足がちなカルシウムは積極的に摂りたいミネラルです。ケールに含まれる植物性カルシウムは量が多いだけでなく、体内へ吸収されやすいのが特徴です。

【食物繊維】
腸内環境を整える食物繊維が多く含まれており、便秘改善に効果があります。また血糖値の上昇を抑える、悪玉コレステロールの排出を促す作用があり、生活習慣病予防にも注目されています。

【メラトニン】
自然な眠気を誘発するメラトニンが多く含まれています。寝つきが悪い、すぐに目が覚めてしまうなどの不眠症改善に効果的です。

食べ過ぎよくない!特に甲状腺機能低下症の方は注意が必要です

生命力が強く栄養価も非常に高いケール。よし、毎日食べよう!となりませんか?

いくら栄養が豊富とはいえ、食べ過ぎはよくありません。
これはケールに限らず、どんな食べ物にもいえますね。

ケールにはゴイトロゲンという甲状腺腫誘発物質が含まれています。これはキャベツやブロッコリー、大根、小松菜などアブラナ科の野菜に多く含まれています。アブラナ科の野菜は冬野菜に多いですね。

ゴイトロゲンが体内に多くなると、甲状腺機能低下症や甲状腺肥大などを引き起こします。私は甲状腺乳頭ガンで全摘出をしておりますが、念のため甲状腺疾病を促す食品は注意しています。

改善策として、アブラナ科の野菜は加熱処理することでゴイトロゲンを少なくすることができます。
アブラナ科の野菜はローフードでは控えめにする、あるいはヨウ素が多い食材と一緒に食べるなどの工夫が必要です。

健康に良いからと言って、毎日食べないことも大切ですね。