きらめ樹、最高!子供や女性も気軽にできる皮むき間伐で森を蘇らせよう

夏休み中は様々なイベント、ワークショップが開催されていますね。

Facebookのイベント招待が毎日のように届いて、どれもこれも参加したい
ローフードアーティストのEricaです。

昨日は娘と一緒に「2017きらめ樹 in 国東」へ参加してきました。
ひとこと言わせてください。きらめ樹、最高!

きらめ樹って何?

きらめ樹とは、皮むき間伐の愛称です☆

木肌きらめく、森きらめく、新しい生命きらめく、の意味を込めています。

皮むき間伐とは、手鎌と竹ベラを使ってヒノキやスギの皮をむき、

立ったまま木を枯らすことで森に光を入れる間伐方法です。

(出典:「NPO法人 森の蘇り」)

日本は国土の約7割を森林が占めるという世界有数の森林国です。そして日本は世界で第3位の木材消費国であり、世界最大の木材輸入国でもあります。しかし国内の木材消費はわずかの2割で、残りの約8割がコストの安い海外から輸入しているのです。

わたしはこの現状を知った時、無知って恐ろしいなと思いました。生活の身の回りにある机も棚もほとんどが世界の原生林を伐採して作られた合板です。世界有数の森の国が、世界の原生林を食いつぶしているのです。

日本には戦後の国策でスギ・ヒノキを植林した人工林が国土の約半分を占めています。そのほとんどが手入れが行き届いておらず荒れた状態になっています。このまま放っておくと、土砂崩れや水資源の枯渇の原因にもなります。九州ではつい最近、集中豪雨で山が崩れ土砂が流入し大きな被害がありました。

きらめ樹(皮むき間伐)をすると暗かった人工林は変化を始めます。皮をむくことで木は枯れ、葉は落ち、森に光が差し込みます。人の手が入ることで森の生態系が守られます。森が蘇り笑顔がきらめくのです。

素人でも気軽にできるハードルの低さ

間伐って専門の知識を持った人じゃないとできないでしょ?!それに重労働だからきつそう。
はい、わたしも今までそう思っていました。

NPO法人 森の蘇りの代表である大西さんは、「森はみんなのもの。誰でもできる森づくりを。」とおっしゃっています。実際に「きらめ樹」は子どもや女性でもできる、気軽に楽しめる皮むき間伐です。

まず森に入る時は「おじゃまします。」と声をかけ、森の神に挨拶をします。
樹木の直径と高さを測った比率を調べて、森の状況を把握します。
チームに分かれて担当する区画の中にある木の直径を測り、そこから断面積を出します。その断面積の合計を足してきます。算数の割り算ですので小学生でもできる計算です。

それから実際に皮むきをする木を選びます。3つの思いを込めてある儀式を行います。最初に皮むきをする木の周りに「お神酒・米・塩」を振りまくのです。

  • 木の命をいただく
  • その木を大切に使わせていただく
  • 今日一日の安全を願う

この儀式は子ども達が行いました。未来の宝である子ども達がまるで神の使いのように見えて、とても神聖な空気を感じました。

手鎌と竹ベラを使って下準備の後、いよいよメンバーで皮を持って皮むきです。

「Let’s きらめ樹!!」

メンバー全員で一斉に皮をむいていきます。子どもも大人も一つになる瞬間です。この瞬間が「きらめ樹」の醍醐味だと感じました。

まずは知ること。そして動くこと。

わたしは近所の友達がきらめ樹の活動をしているので、きらめ樹の存在を知りました。きらめ樹を知ったおかげで、日本が世界第2位の森林国であること、木材消費国であるにもかかわらず国土の木材がほとんど使われていないこと、原生林を伐採した木材の最大輸入国であることなどを知りました。

人間は森が水が自然がないと生きていけません。森が本来の力を発揮すれば、川や海も元気になります。全てのめぐみは森からつながっているのです。

最後にチームメンバーで手をつないで木を囲みました。森のエネルギーと同じ思いを持つメンバーのエネルギーが共有し、メンバー全員が500年後の森を思い描いていました。

きらめ樹をすることで、楽しみながら森の再生させることができる。
やっぱり、きらめ樹って最高!

NPO法人 森の蘇り