モロヘイヤは王様の野菜。モロヘイヤを生で飲むレシピを紹介

今日買い物に行った直売所には、トマト、きゅうり、オクラ、ピーマン、かぼちゃ、モロッコインゲンなどの夏野菜たちが元気いっぱいに並んでいました。
その中で夏野菜の葉物類としては数少ない、モロヘイヤを発見したので早速購入しました。

こんにちは、ローフードアーティストのEricaです。
台風5号が近づいて雨風の強い中、今日も元気にローフード生活です。

今日は「王様の野菜」と言われているモロヘイヤを使ったスムージーとロースープを作ってみました。

「王様の野菜」といわれるモロヘイヤの由来

モロヘイヤは古代エジプトで5000年以上前から食用として栽培されていました。アラビア語で「王様の野菜」を意味するモロヘイヤは、古代エジプトの王様が病気になりモロヘイヤのスープを飲んだら治ったという話の由来からついたんですね。絶世の美女といわれたクレオパトラも好んで食べていたとか。

栄養は野菜の中でトップクラスのモロヘイヤ

モロヘイヤの「生」と「茹で」の100gあたりの主な栄養成分です。

  モロヘイヤ(生) モロヘイヤ(茹で)
エネルギー(kcal) 38 25
たんぱく質(g) 4.8 3.0
脂質(g) 0.5 0.4
炭水化物(g) 6.3 4.0
食物繊維(g) 5.9 3.5
カリウム(mg) 530 160
カルシウム(mg) 260 170
マグネシウム(mg) 46 26
β-カロテン(μg) 10000 6600
ビタミンC(mg) 65 11
ビタミンK(μg) 640 450
ビタミンB1(mg) 0.18 0.06
ビタミンB2(mg) 0.42 0.13
ビタミンB6(mg) 0.35 0.08
ビタミンE(mg) 6.5 3.4
葉酸(mg) 250 67

(出典:文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂))

この表からわかるように「茹で」て食べるよりも。「生」で食べる方が栄養成分が多く摂取できることがわかります。

モロヘイヤの栄養成分でトップクラスはβ-カロテンです。β-カロテンには強い抗酸化作用があり、老化防止やガン予防、美容にも効果があります。ビタミンEも「若返りのビタミン」と呼ばれるくらい、美容に効果があります。

次に注目したい栄養素はカルシウムとビタミンKです。ビタミンKは血液凝固作用のほか、カルシウムを骨に沈着させる役割があります。骨を丈夫にして、骨粗しょう症の予防に役立つことが期待されています。

モロヘイヤは刻むとぬるぬるとした粘り気が出てきます。これはムチンという成分で、オクラや里芋などにも含まれています。ムチンはたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、たんぱく質を効率よく分解・吸収します。また胃の粘膜を保護する役割もあります。子供の頃、ネバネバする食べ物は体に良いと母から聞いていました。母が体に良いと言っていた栄養素はムチンだったんですね。

モロヘイヤの疲労回復スムージー

モロヘイヤ       3株
ゴーヤ       30g
バナナ      1本
絹豆腐   150g
水    30〜50ml(ミキサーが回る程度に入れる)
全ての材料をミキサーに入れて攪拌する。

最強の夏野菜スムージーです。モロヘイヤのネバネバ成分とゴーヤのビタミンCが夏バテ予防・疲労回復に効果を発揮します。

王様のモロヘイヤロースープ

モロヘイヤ         3〜5株
豆乳       200ml
野菜スープの素 1包(5g)
全ての材料をミキサーに入れて攪拌する。

王様のモロヘイヤスープをロースープにアレンジしてみました。材料はとってもシンプルです。豆乳を入れることで、モロヘイヤの青臭さが気になりません。

モロヘイヤの注意点

モロヘイヤにはストロファンチジンと呼ばれる毒性を持った成分が含まれています。この毒性成分は種・実・茎の部分に含まれておりますが、市販のものは毒性部分が除去されているので問題ありません。家庭菜園で収穫の際はきちんと取り除いて調理してください。

またモロヘイヤには独特なアクがあります。これはシュウ酸という物質が含まれているためです。シュウ酸はカルシウムと結合して体内に「結石」を作る原因になると考えられています。

しかしシュウ酸が多いほうれん草と比べ、5分の1ほどの量です。毎日モロヘイヤを多量に食べ過ぎなければ問題ないと思います。気になるようでしたら、シュウ酸は水溶性なので調理する前に水にさらすと良いでしょう。