果物は生活習慣病の予防やガンのリスクも低下させる救世主である

皆さんは果物を毎日食べますか?
「バナナは時々食べるけど、包丁を使うのが面倒くさい。手も汚れるし、ゴミもでる。」
スーパーにはすでに食べやすく切ったカットフルーツが売っていますのでそちらをどうぞ。
「果物って太るでしょ?」
よく熟した果物は甘いので太ると思っている人がいますが、これは誤解です。果物を食べるよりケーキやチョコレートを食べる方がよっぽど太ります。

今朝のラインニュースで吉幾三さんが来春に海外音楽修行の旅に出ると知って、いつでも年齢に関係なく新しいことを学ぶ姿勢に感動しました。
こんにちは、ローフードアーティストのEricaです。

今日は、果物は生活習慣病の予防やガンのリスクも低下させる完璧な食べ物であることをお伝えします。

果物が生活習慣病のリスクを下げる理由

果物ってなんとなく体に良さそうなのはわかるけど、食後のデザート的な感覚であまり食べない人が多いのではないでしょうか。日本では昔は果物を「水菓子」と言い、一般的に嗜好品として位置付けられていた食文化があります。あえて食べなくても良い食材とされていた文化が今の「食後のデザート」につながっているのではと考えられます。

これはとても残念なことです。肉食や乳製品が増え、レトルト食品をはじめとした加工食品やファーストフードが日常の食生活ではビタミン・ミネラル・食物繊維が圧倒的に足りません。これらの栄養素の不足が肥満はもちろん、多くの生活習慣病の原因となリます。果物には現代人に不足している栄養素が豊富に含まれているのです。

果物には、

  1. 抗酸化作用のあるビタミン類の栄養素
  2. 高血圧を誘発するナトリウムの排泄を促進するカリウム
  3. コレステロール、脂質および老廃物の排泄を促進する食物繊維
  4. がん予防効果のあるポリフェノールやカロテンなどのファイトケミカル
    などが多く含まれています。

果物と高血圧の関係

高血圧は動脈内の圧力が異常に高い状態のことを言います。放っておくと動脈硬化を起こし、脳卒中や心臓病などのリスクが高まります。高血圧の原因は食塩(ナトリウム)の取りすぎです。高血圧の予防には、ナトリウムの摂取量を減らし、ナトリウムの排泄を促すカリウムの摂取量を増やす必要があります。
果物はナトリウムをほとんど含まずカリウムが多く含まれるので、果物をたくさん食べることが高血圧の予防に有効です。

果物と動脈硬化

健全な血管は弾力性や伸縮性に富み、血液がスムーズに流れます。しかし、コレステロールや中性脂肪の多い食事が続くと血管は詰まったり、硬くなったりして血流が悪くなります。動脈硬化が進行すると脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす恐れがあります。
そこで動脈硬化を防ぐためには、コレステロールなどを多く含む食品を控えるとともに、酸化抑制作用のあるビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノールなどを多く含む果物をたくさん食べることによって、血管を強くすることが予防につながります。

果物と糖尿病

日本人に圧倒的に多い2型糖尿病は、インスリンの分泌不足、働きが悪いと言った遺伝的な要因に加え肥満、運動不足、ストレスなどの生活習慣が関係していると言われています。

九州大学などの研究チームは、男性2106人を対象に2型糖尿病と食事パターンについて、次のような調査を行いました。
食事パターン
① 果物、野菜、乳製品、デンプンを多く摂取する、栄養バランスの良い食事パターン
② 果物、野菜の摂取量が少なく、動物性食品の多い欧米型の食事パターン
③ 米飯、魚、野菜が主体で、果物や乳製品の摂取量が少ない「伝統的」な日本型食事パターン

結果
2型糖尿病の発生率は、①の食事パターンの人は、そうでない人に比べ49%発症リスクが低くなりました。一方、②と③の食事パターンの人では発症リスクの減少効果は認められず、③の「伝統的」な日本型食事パターンで発症率が最も高くなりました。
出典:「果物の新常識」田中敬一、原田都夫、間苧谷徹共著

この結果には多少ショックを受けました。一般的に日本の伝統的な食事は栄養バランスのとれたヘルシーな食事として世界でも注目されています。しかし、日本の伝統的な食事には果物を食事として栄養を摂るという考え方がないように思います。栄養バランスのとれた食事をするためには、果物の栄養素が必要であることを示しています。

果物はガンのリスクを低下させる効果がある

世界ガン研究基金と米国ガン研究財団は、2007年に「食品、栄養、運動とガン予防」というレポートを報告しています。それには、果物は、口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、肺がん、胃がんの発症リスクの低下に「ほぼ確実」と記されています。果物に多く含まれるビタミン類・フィトケミカルなどが、がん抑制作用の効果があると考えられます。

最後に

1(ワン)2(ツー)3(スリー)4(フォー)5A DAY(ファイブ・ア・ディ)
フルーツと野菜でエブリディ♫

スーパーの果物、野菜コーナーで流れている音楽を聞いたことありませんか?
「5 A DAY」とは1991年にアメリカのPBH(農産物健康増進基金)とNCI(米国国立がん研究所)が協力して始めた健康増進運動です。

日本の「5 A DAY」は、「1日5皿分(350g)以上の野菜と200gの果物を食べましょう」をスローガンに食育活動を推進しています。200gの果物は、りんごなど大きいもので1個、みかんなど小さいもので2個ぐらいです。しかし、私は1日200gでは足りないと思っています。フルーツスムージーだと1回で200gは余裕で使います。1日で400〜600g食べて欲しいです。もちろん野菜も350g以上食べて欲しいです。

日本で採れた果物を食べることで、日本の果樹農家さんを応援することにもつながります。
まずは1日1個果物を食べることをはじめてみませんか?