砂湯といえば別府 別府温泉のシンボルともいえる竹瓦温泉の砂湯へ行ってきました

温泉といえば日本一のおんせん県、大分県別府市が有名です。別府市にある温泉は、内湯、露天風呂、打たせ湯、むし湯、泥湯、砂湯と様々な温泉を堪能できる温泉好きにはたまらないスポットになっています。

「あそこ、火事じゃない?!」
慣れるまで、モクモクと湧き出る湯けむりを火事と勘違いしていました。
こんにちは、ローフードアーティストのEricaです。

別府には砂湯の施設が3つあります。そのうちの1つである竹瓦温泉の砂湯へ行ってきました!

旅館のような竹瓦温泉の建築物

竹瓦温泉はJR別府駅からテクテク歩いて約10分ほどで到着。途中の細い小路はちょっと怪しい雰囲気が漂っています。火事の後が残る昔のキャバレーっぽいところを通った時は、ちょっとビビりました。そんな場所でも、昼間は猫がのんびりと日向ぼっこをしていました。

明治12年に建築された当時は竹屋根葺きの浴場だったようです。さすが竹細工でも有名な別府らしいなと感じました。後に瓦葺きに改築されその面影を偲んで、「竹瓦温泉」と呼ばれるようになったと言われています。

現在の建物は昭和13年に建築されました。唐破風(からはふ)造りの豪華な屋根とそのたたずまいが、老舗の旅館のような雰囲気があります。観光地スポットとしても注目されている別府のシンボル的な存在です。写真を撮っている観光客も多くいました。

竹瓦温泉の砂湯へ

竹瓦温泉には普通浴(内湯)と砂湯の2種類あります。内湯は何度か入ったことがありますが、砂湯は初めてです。番台のおばちゃんに「砂湯に入りたいです。」と言うと、

お酒を飲んでいないか、血圧は高めでないか、心臓病などの疾患はないか、透析はしていないか、ペースメーカーなどの医療機器が身体に入っていないか、妊娠していないか、生理中じゃないか(始まったばかり、終わり頃も✖️)の質問をダダーーーーっと聞かれました。

全てNOで初めて砂湯に入ることが許されました。砂湯許可レベルはやや高めです。
この日は、平日だったためか、すぐに入ることができました。休日ですと、観光客などお客さんが多く待たされることもあるようです。
入浴料1、030円を支払うと、浴衣と帯とチケットを渡されます。タオルは持っていないと有料です。竹瓦温泉の向かい側のタバコ屋にタオル130円で売っていました。

入り口を入って左側に砂湯があります。服は全て脱いで、浴衣を着ます。私はロングヘアーなので、高いお団子に結んでくださいとの指示がありました。タオルとチケットとロッカーの鍵を持って、早速砂湯へ。ちなみにロッカーは有料で100円かかります。

砂湯にはカップルでしょうか、若い男女がすでに砂に埋もれていました。砂湯は基本男女混浴です。そして「砂かけさん」と呼ばれる、砂をかけてくれる女性が二人いました。私が寝る場所はすでに準備されていました。木のマクラに頭を置いて仰向けに寝ます。すでに砂のベッドはポカポカです。足を閉じ、手のひらを上に向けます。砂かけさんがゆっくりと肩から下へ砂をかけていきます。

この砂がけっこう重たいです。砂かけさんが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれますので、重すぎる時は素直に答えましょう。せっかくの砂湯で我慢は禁物です。じんわりとした遠赤外線のような暖かさに包まれ、すぐに汗が吹き出てきます。

汗が耳に・・・耳に入りそうなギリギリのところで、砂かけさんがナイスなタイミングで汗を拭いてくれました。砂かけさん、さすがです。10分ほどたった頃に、砂かけさんから声がかかり終了になります。全身砂だらけ&汗びっしょりです。

砂だらけの浴衣のまま、シャワーのところへいきます。そこで浴衣を脱いで、カゴの中に浴衣を入れます。私の後に来たお客さんは脱いだ浴衣を洗おうとして、砂かけさんに「浴衣はそのままでいいですよー。」と言われていました。砂だらけの浴衣を洗おうとするお客さんの家はキレイに片付いているんだろうなと思います。

シャワーの隣には温泉もあります。砂かけさんに「熱かったらお水を足してくださいね。」と何度か言われました。ここはあちら(内湯)と同じ温泉かどうか聞いてみると、同じではあるが、内湯の方が熱いそうです。地元の方は熱いのが好みで、内湯ではやたらとお水を足すのはやりにくようです。砂湯側の温泉は水を足し放題だと。だから何度も言ってきたのか、砂かけさん。

ちなみに砂湯側の温泉にはシャンプー、リンスが設置されています。内湯にはありません。

砂湯の際には、天井をみてください。天井の高さとその色合いは歴史を感じさせます。そして周りを注意深くみると、いたるところに竹が利用されています。ライトの周りや男女の敷居などです。そんなところも別府らしさの一つです。

   

湯あがりにはおじいさんの?古時計がある休憩場でクールダウンしましょう。

竹瓦温泉の砂湯の効能

竹瓦温泉の砂湯は炭酸水素塩水で、泉温は52.5℃です。ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれます。そして天然の保湿成分と言われるメタケイ酸も多く含まれています。

浴用の適応症は、切り傷、筋肉痛、神経痛、五十肩、打撲、ねんざ、胃腸機能の低下、軽い高コレステロール血症、軽いぜんそく、冷え性、自律神経不安定症、睡眠障害、うつ状態など肉体的な症状から精神的な症状まで多岐に効くようです。

竹瓦温泉の周辺はレトロ感満載です。目の前にはTAKEYAという今風のカフェがあります。しかし、そこ以外ははっきり言って哀愁が漂っています。エビスビールのポスター、湯あがりセット、竹瓦小路。。。正直言って湯布院のおしゃれ度とは正反対です。別府の街中はおしゃれさよりも温泉で勝負する本気さが伺えます。

   

  

汗をかいて身体の毒素を出し、お肌もツルツルになる砂湯は、別府へお越しの際は是非とも体験してもらいたい温泉です。

竹瓦温泉