海外で病気になったら、保険は使えるの?診察料はいくら?リアルな診察料を公開します

こんにちは、エリカです。

ドイツでは1月1日は祝日でしたが、2日からは語学学校も始まり、普段の生活がスタートしています。
娘の学校は1月7日から始業なので、日本の学校と変わらないかもしれません。

実はわたし、去年のクリスマスから病気になり寝込んでいました。
普通の風邪なら家でゆっくり休んで治しますが、今回は自分ではどうにもならない状況でした。

海外で病気になったときの対処法として、少しでも参考になればと思います。

海外で病気になったら ー病気になる前にやっておくことー

1、保険に必ず加入しておく。

あなたはもし海外で病気になったらどうしますか?
自分が病気で苦しんでいるときでも、治療費がいくらかかるんだろう…など不安に思うことでしょう。

たまに、自分は持病もないし病気にはならない、とおっしゃる方もいます。しかし、今回わたしが体験したように、病気はある日突然やってくるのです。

海外へ渡航する際は、保険に必ず加入することをおすすめします。海外旅行保険でしたら、損保ジャパンのOFFはおすすめです。以前にニュージーランドへ旅行へ行った時に、ペットボトルで歯が欠けるというミニ事件が起きました。歯医者で欠けた歯を直してもらった治療費も海外旅行保険が適用されました。

2、家の近くのホームドクターを事前に調べておく。

わたしは日本人のドクターが家から電車で20分の場所にいるので、何かあった場合はそこに行けば良いだろうと安心していました。日本人のドクターはホームドクターではありませんが、普通のドクターとホームドクターの違いもよくわからず、ホームドクターについてはよく調べずに過ごしていました。

しかし、いざ病気になってみると、家から電車で20分なんて遠すぎます(汗)
とても電車に乗っていくなんてできませんでした。
家から歩いていける距離のホームドクターがいかに大切であるかを思い知らされました。

またホームドクターは土日以外は、年末年始だろうが関係なく開業しています。(事前に開いている時間の確認は必要です。)

普段の健康な時に、事前にホームドクターを調べておくことを絶対におすすめします。

3、現地の友人をなるべく多く作っておく。

突然病気になって病院に行っても、言葉が通じないと何も伝えられません。ましては医療については専門的な用語もわからないですし、間違って伝わってしまったら大変です。

そんな時に現地の友人が多くいると、いざという時には通訳してくれるのでとても助かります。
友人が病院までこれないとしても、電話で症状を伝えてもらうこともできます。

でも、海外に来たばかりで現地の友達ってどうやって作るの?

わたしは「Hello Talk」という言語学習サイトで、日本語を勉強しているベルリン在住のドイツ人を探して友人になりました。ポイントは、日本語がある程度話せる外国人を探すことです。

海外で病気になったら ー病気はある日突然やってくるー

わたしの病気は、ある日突然にやってきました。

クリスマスは、友人とご飯を作って一緒に過ごしました。

翌日、朝から膀胱周辺に痛みを感じました。しかしその痛みは長くは続かず、すぐに治りました。
「気のせいかな?」と思い、普通に過ごしていました。

しばらくすると、また同じ痛みが襲ってきました。少し我慢すれば痛みは収まるので、一時的なものだろうと過ごしていました。その日は、耐えられる痛みでもあり家でゆっくり休んでいれば治るだろうと安易に考えていました。

翌日から、定期的な痛みが続くようになり、一時的に痛んでは収まる、痛んでは収まる、というまるで陣痛のような感覚になってきました。(陣痛の方が何千倍も痛いと思いますが。)

もうこの痛みに耐えられない。

そう感じたわたしが初めにしたことは、

・日本人ドクターの病院がやっているか調べる。

ドイツでは12月24日〜26日までクリスマスの祝日で、ほとんどのお店はお休みでした。12月27日であれば病院はやっているだろうと思いましたが、電話で確認すると、すでに年末休みに入っていました。

どうしよう・・・。不安になったわたしは、エージェントに連絡しました。エージェントはすぐに家の近所の病院を調べてくれました。また症状を言ったら、おそらく「膀胱炎感染症」なので、病院ではそう言ってくださいといわれました。

実はこの痛み、以前にも経験がある痛みでして、わたしの経験上では「抗生物質を飲めば治る。」とわかっていました。

そこで次に、

・友人、知人が抗生物質を持っていないかききまくりました。

あいにく抗生物質を持っている友人はいませんでしたが、友人、知人に連絡すると、買い物行こうか?とか、アポテーケ(薬局)で似たような薬を買って来ようか?など優しい言葉をかけてくれます。

わたしはまだ自分でいける余裕はあったので、近くのアポテーケ(薬局)へ行き、
下を指差して、「ここが痛い。薬をくれ。」とメチャクチャのドイツ語で説明。

アポテーケの人は、「これは抗生物質ではない。しかし膀胱炎感染症の薬だ。」と言い、すぐにそれを購入。
抗生物質は病院の処方箋がないと販売できないとのこと。
その日は、その薬を飲んで過ごしました。

翌日、アポテーケで買った薬を飲んでも症状は良くならず。やっぱり抗生物質じゃないとダメだ〜とわかり、ここでやっとホームドクターを探すことになりました。

エージェントから紹介された病院のホームページで営業時間を確認すると、全ての病院が年末年始のお休みに入っていました。しかし、そこには緊急時のドクター連絡先がありました。住所を調べて見ると、家から歩いていける距離でした。

もう歩くのもやっとな状況で、出かけた先がホームドクターでした。

病院へ行く際には、下記を必ず持って行ってください。

・保険証
・パスポート
・住民票(長期滞在者)

ちなみに、パスポートと住民票は普段も出かける時は必ず持参しています。いつ何が起こるかわかりませんからね。

受付では、最初に保険に入っていることを伝えてください。
それと今の症状と緊急であること、抗生物質が欲しいことを伝えました。
受付の人からは、キャッシュ払いかクレジットカード払いかを聞かれます。

ホームドクターは60代の優しそうなおばあちゃん先生でした。わたしの切羽詰まった様子をみて、すぐに処方箋を出してくれました。おばあちゃん先生、ありがとう!!もうわたしのホームドクターはあなたに決まりだよ!

海外で病気になったら ー診察料はいくらだったの?ー

今回わたしが支払った薬代と治療費を全て公開します。

アポテーケ(薬局)での薬代  15.72ユーロ(約2000円)
病院の診察代         10.72ユーロ(約1400円)
処方箋代(抗生物質)     11.66ユーロ(約1500円)
膣内感染症予防の薬代     16.73ユーロ(約2200円)  
合計54.83ユーロ(約7100円)

アポテーケで購入した、漢方薬

まず初めに行ったアポテーケでの薬代は、15.72ユーロ(約2000円)でした。
この薬は、クマの葉とアキノキリンソウを主成分とした漢方薬でした。(だから症状を抑えるのは緩やかだったのかもしれません。)

診察料と処方箋

抗生物質の薬

次に病院での診察料は10.72ユーロ(約1400円)、抗生物質は11.66ユーロ(約1500円)でした。

抗生物質は即効性のある薬です。実際に飲んだら症状はすぐに軽くなりました。
即効性があるということは、それだけ強い薬です。

友人から、抗生物質は悪い菌だけでなく良い菌も殺してしまうから、保護する薬を使った方が良いと言うアドバイスをもらいました。友人に連絡することで、アドバイスやヒントをもらえます。

特に今回は膀胱炎の病気で、膣周りの良い菌も死んでしまうとカビなどが発生してしまい、また別の病気になるリスクが高いのだとか。

そんなこと言っても、膣を予防する薬って、アポテーケで何て言えばいいのか・・・。

「わたしが電話で説明してあげるからっ!!」この心強い一言で、アポテーケへ行くことに。

アポテーケの人は幸い女性だったので、友人に電話で説明してもらい、「Vagisan」という、乳酸菌の薬を購入しました。

ヴァギナ用の薬

お店の人から、「保護したいのは、胃なの?ヴァギナなの?」と聞かれ、

ヴァギナで。」と、か細く答えました。

恥ずかしがっていても仕方ないですが、日本ではヴァギナって言う機会ないな〜と思いました。

初めは病院へ行かずにアポテーケ(薬局)で薬を購入するという余分な費用も発生しましたが、合計でも1万円以内でおさまりました。

今回の治療費用が、加入している保険の対象になるのかわかりませんが、念の為領収書等を送ってみます。

まとめ

海外で病気になる前にやっておくべきこと。

1、保険に必ず加入しておくこと。
2、事前に、近所のホームドクターを調べておくこと。
3、現地の友人をなるべく多く作っておくこと。
4、病気になったら、友人・知人に連絡しまくること。

病気になっていつも気づかされることですが、健康って素晴らしいです!

膀胱炎感染症になると、排尿時の痛みが耐えられません。
普段全く気にせずに排尿していますが、普通に排尿できることのありがたみをしみじみと感じました。

病気になって唯一良かったことと言えば、娘の自立です。
わたしが病気で寝込んでいる間、娘は一人で買い物へ行き、食事を作っていました。一人で作って一人で食べるという寂しい思いもさせましたが、ママが病気でも自分でなんとかできるという自信に繋がったと思います。

とは言え、やはり健康であることが一番です。